今回は新たな周回コースを走行後、急制動（正しい急ブレーキの掛け方の練習）を行っています。
まずコースの説明に、指導員のバイクへタンデム（二人乗り）してコースを走り、説明を受けました。
私はもちろん後部座席です。
こうやって後ろへ乗って、他の人が運転している様子を間近でみる事が出来ると、運転方法が観察でき、良い勉強になります、
・・・まあ、つかまる事に必死でそんな余裕は無かったですけどね。
コースで４０kmを出す地点があり、そこは４速を使って出して下さい、との事。
後に人生初めての大型二輪の４速を入れましたが、難なく出来ました。
（スピードが出てる時やある程度距離がある場面では、バイク操作はいつものスーパーカブとなんら変わりはないです）
本日、メインの急制動ですが、後ろに乗った状態で急ブレーキを体験しました。最初にタンデム時の姿勢ですが、まず後ろのシートに跨ります。
その際、足を乗せる【ステップ】が格納されていますので、それを倒しておきます。
シートに座り、足は両膝で運転者を挟むように言われます。内側にしぼるように力を入れます。いわゆる【ニーグリップ】というやつですね。ただ、私は慣れてないせいか正直挟みづらかったです。人によっては、足首の辺り【くるぶし】でバイクを挟む感覚の方が合ってたかもしれません。
次に【手】ですが、つかまるところは、シートの横後方です。お尻の位置に丁度指が通せてしっかり握る事ができるグリップがあります。
ただ、この姿勢、普段の生活でする事って無いと思います。
だから力の入れ方とか身体の使い方に慣れない。
さすがにこの状態での急ブレーキ体験ではなく、手は運転者の肩に掴まって行われました。
急ブレーキ、結構衝撃は強いです。
自分でブレーキを掛けるわけではないので、タイミングがわからない。
これは、自分がタンデム走行する際の良い体験になりました。
次に急制動のやり方説明です。
要するに適切な急ブレーキのかけかたです。
内容は長い直線を３０km以上だして走行し、制動開始地点を過ぎたら急ブレーキをかけます。
この時の制動開始地点から停止地点までの距離が長すぎるとダメです。
まず、ブレーキですが、前輪ブレーキのみはダメです。車輪がロックしまう事で車体が不安定にあり安全には停止ができません。
ブレーキは前輪、後輪共に同時にかけます。その際、一気に握り込む、踏み込むのではなく、じわ〜とかける感じで、最後まで握り込む、踏み込む事です。
割としっかりと止まります。
それと、クラッチですが、ブレーキの際は切らず、最後の止まる直前にクラッチを切る方が良いそうです。止まる為の急ブレーキな為、クラッチを切る事でエンジンブレーキが効かず、それにより停止位置までの距離が長くなります。
別にエンストしてもかまいません。むしろ止まりたいわけだからエンストしても問題なしとの事でした。
実際、やってみました。タンデム時と違って、ハンドルなどの捕まるところがある事で、急停止の衝撃に対しては大きな不安は感じなかったです。これは、割と簡単にできると思います。
ただ、直線をスタートする前の前方の道路状況の確認など、安全面への配慮はもちろん忘れてはなりません。
３時限目はこれにて以上です。
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